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XML XSLT作業のメモ
MINAZUKI, Bakera edited this page Oct 12, 2017
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-- WAICのリポジトリ: /~https://github.com/waic/wcag20 -- W3Cのリポジトリ: /~https://github.com/w3c/wcag/
WAIC側では wg4_translation というブランチで作業しています。
XSLTによる変換処理はSAXONというソフトウェアで行われる想定になっています。: http://saxon.sourceforge.net/ 一連の変換処理はApache Antというビルドツールによって管理されています。: https://ant.apache.org/ これらはいずれもJavaで書かれていますので、動かすためにはJavaの実行環境 (JRE) の導入が必要です。
#Antのビルドタスクについて wcag20/build.xml というファイルがあります。これがAntで使用される設定ファイルです。 このディレクトリに移動して、コマンドラインから
ant understanding
などと入れるとタスクが実行されます。
ant -f wcag20/build.xml understanding
のようにbuild.xmlの場所を指定することもできます。 上記の "understanding" 部分には、build.xml で定義されているタスクの名称が入ります。 いろいろあるっぽいですが、とりあえずUnderstanding関連で意識する必要がありそうなのものを以下に挙げます。
- understanding.single: understanding の合体版を生成します。complete.html というファイルができます。
- understanding.single.diff: understanding のdiff版を生成するのだと思いますが、いまちゃんと動いていないような気もしています。complete-diff.html というファイルができます。
- understanding.slices: understanding の分割版を生成しますが、いまちゃんと動いていないようです。
- understanding: 上記3つを連続で実行します。が、今は slices がうまくいっていないので slices は処理しないように書き換えてあります。
- gh-pages: Github Pagesを生成します。understanding と techniques の生成を行い、デフォルトとは異なるディレクトリにファイルを生成します。
- 現時点(20161030)で、wg4_translationのbuild.xmlはW3Cの都合のよい出力先となっているので、build.propeertisの(17行目あたり)を適当なディレクトリーに変更することで、出力エラーは防止できます。
- saxonのclasspathをあらかじめ通しておく必要があります。Linux(Ubuntu 16.04 LTS / Debian stretch)であれば、 .bashrc あたりに CLASSPATH=$CLASSPATH:/usr/share/java/Saxon-HE.jar とでもすればよいでしょう。
/.travis.yml にいろいろ設定が書いてあります。 wg4_translationブランチにpushされるとここに書かれているとおりに以下のような動作をします。
- まず、ant gh-pages を実行
- 成功したら生成されたファイルをgh-pagesブランチにpush